【アウトドア初心者必見】メスティンの使い方!

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夏が終わりすっかり涼しい季節になりました。これからアウトドアを楽しもうという人も多いのではないでしょうか。今回はアウトドアで大活躍する「メスティン」の使い方をご紹介します。

アウトドアで料理をする人は、メスティンを一つ持っておけば大活躍します。どんなシーンでも使いやすいので、アウトドアをする人に最もおすすめできるツールです。

本記事では、筆者がメスティンを使ってカレーライスを作りながら、メリット・デメリットや使い方を解説していきます。

メスティンとは

メスティンでソーセージを茹でています

メスティンは、キャンプで使う小型の飯盒(はんごう)です。「軍隊が野外で米を炊く道具」と言えば、イメージしやすいのではないでしょうか。

飯盒(はんごう)は、キャンプ・登山など野外における調理に使用する携帯用炊飯器・食器である。英語から、mess tin(メスティン、食事缶)とも呼ばれ、Mess kit(メスキット 食器セット)の一部ともなっている。

飯盒 – Wikipedia

Wikipediaによると、「メスティン」という言葉は英語が語源のようです。最近では、「飯盒」よりも「メスティン」と言った方がイメージしやすいかもしれません。

メスティンの種類

メスティンは、様々なメーカーから販売されています。形状は、弁当箱のようなタイプがほとんどで、見た目の違いはほとんどありません。

「たくさんありすぎて分からない」という人のために、よく使われているメスティンを3つ紹介します。

名称値段(税込)特徴
メスティン – Trangia2,200円長い歴史を持つトランギア製のメスティン
メスティン MR-250 – MiliCamp3,580円ゴトク、持ち手、料理用網がセット
アルミ角形クッカー – キャプテンスタッグ3,080円コンパクトでベーシックなメスティン
値段は2023年11月3日時点

筆者はMiliCamp製のメスティンを愛用しています。料理に役立つパーツがセットでお得感があり、初めての人におすすめです。

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メスティンの使い方

それではメスティンの使い方を確認していきましょう。。今回はカレーライスを作りならが、使い方のポイントを解説します。

  1. お米をセットする
  2. しばらく水につける
  3. 沸騰するまで火にかける
  4. 蒸らす
  5. 完成・盛り付け

順番に見ていきましょう。

お米をセットする

まずはメスティンにお米を入れます。今回はカレーライス一人分を作るため1合入れました。無洗米でない場合は、事前にお米を研いでおきましょう。

メスティンの中にお米とルーを入れられます

小さなポリ袋にお米1合分を入れ、メスティンの中に忍ばせておけば、すぐ準備に取りかかれます。今回はカレーのルーも一緒に入れておきました。

しばらく水につける

水を入れて30分ほど待ちます。水の量はお米の高さよりちょっと高いくらいで大丈夫でした。少なすぎると炊き上がりが固くなってしまうので、少し多いかな?と思うくらい入れましょう。

しばらく水につけておくことで、ふっくらおいしく炊き上がります。その間に、材料を切ったり火の用意をしたり、他の作業を進めておきましょう。

沸騰するまで火にかける

強火で沸騰するまで火にかけます。メスティンは直接火を当てても容器が溶けるなどの心配がないので、五徳の上に乗せて温められます。持ち手の部分は高熱で溶けるため、注意しておきましょう。

今回はだいたい7分ほどで沸騰しました。意外と早いので、吹きこぼれないように見張っておくことが大事です。

メスティンの上にルーを置けば、湯煎する手間が省けて一石二鳥。しっかり温まったルーを食べられます。

蒸らす

弱火にして10分ほど蒸らします。このとき炊き上がりが気になるからと言って、蓋を開けてはダメです。蒸らす意味がなくなってしまうので、ゆっくり待ちましょう。

完成・盛り付け

10分経ったら蓋を開けてOKです。今回は写真のように綺麗に炊けていました。温めておいたカレーのルーを入れたら、カレーライスの完成です!

お米は少し硬かったかなと思いましたが、メスティンで調理していることを考えれば満足のいく出来でした。次はもうちょっと水を多く入れてみようと思います。

メスティンのデメリット

ここからはメスティンのデメリット、メリットを見ていきます。まず、メスティンのデメリットは以下の通りです。

  • サイズが小さい
  • 汚れやすい

メスティンは、他のクッカーに比べてサイズが小さいため、一人分の料理しか作れません。複数人で同じ料理を楽しむ場合には向いていないでしょう。

また、使い終わった後の手入れが少し面倒です。使っていくと焦げ付きや汚れが目立つようになるため、あらかじめシーズニング加工をしておくことが一般的です。

サイズが小さい

メスティンはお弁当箱ほどの大きさなので、思ったよりもサイズは小さいです。MiliCamp製MR250のメスティンは、16 x 9 x 6 cmの大きさとなっています。アウトドアで料理するとなると、メスティン一つだけでは不十分でしょう。

一人分のカレーライスやスパゲティを作るのには便利ですが、複数人でのアウトドアには若干不向きかもしれません。メスティンを使うよりも大型のクッカーを使った方が何かと楽です。

汚れやすい

市販のメスティンはほとんどがアルミ製です。熱伝導率が高いものの底が薄いため、加熱すると簡単に焦げてしまいます。この焦げはスポンジで落とすのが難しく、どうしても汚れが目立つようになります。

焦げ付きを防止するため、メスティンにクッキングシートを引いたりシーズニング加工を施すなどの対策をしてもよいでしょう。また、テフロンやフッ素などで加工済みのメスティンを使うという手もあります。

メスティンのメリット

メスティンのメリットは以下の通りです。

  • 持ち運びが簡単
  • 色々な料理ができる
  • 片付けが簡単

メスティンは軽くて小さいのでどこにでも持ち運べます。食材や着火剤はメスティンの中に入れられるので、最小限の大きさでおさまります。

メスティンはお米を炊くだけでなく、スパゲッティやシューマイなど様々な料理も可能です。色々な料理に挑戦することで、飽きることなくメスティンを楽しめるでしょう。

メスティンで作った料理は、お皿に移さずそのまま食べられるので、余計な容器やゴミが出ない点もポイント。食べ終わったらウェットティッシュなどでサッと拭きとっておけば、洗い物が楽になります。

持ち運びが簡単

メスティンはお弁当箱ほどの大きさなので、持ち運びがとても簡単です。リュックや手提げカバンなどに入れてどこにでも持ち運べます。

さらに、メスティンの中に道具や食材を入れることで、省スペースかつ忘れ物をしにくいというメリットも。慣れたら色々な場所で料理が楽しめるでしょう。

色々な料理ができる

メスティンはお米を炊く以外にも様々な料理ができます。

  • カレーライス
  • スパゲッティ
  • シューマイ
  • 餃子
  • ミネストローネ
  • スープ
  • パエリア
  • ドリア

食材を小さく切ったりメスティンに網を敷いたり、工夫をすることで色々なものを作れます。一人分の量なので、食べ残す心配がないのもいいですね。

片付けが簡単

メスティンは片付けがとても簡単です。帰宅したら洗剤で洗って乾かすだけ。他のアウトドア料理グッズに比べて、短時間で片付けが終わります。

ただし、使うにつれて、焦げ付きや傷などはどうしても目立っていきます。金属製のタワシで無理やり落としたり酢で汚れを分解するなどの方法が効果的みたいです。

消耗品だと思って、汚れたら新しく買い直すのもありです。

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メスティンの評判

口コミでは、メスティンに関する多くの感想・意見がありました。料理に関しては、メスティンでカレーライスを楽しむ投稿が目立ちます。メスティンでルーまで作ってしまうユーザーもいるようです。

テフロン加工のメスティンを入手した投稿やコンビニでメスティンを発見した投稿など、楽しみ方は人それぞれのようです。また、普段キャンプをしないような一般層にもメスティンは広まっていることも分かりました。

本当に様々な口コミがあり、色々な工夫や使い方を楽しめるのがメスティンの魅力だな、と再認識しました。

メスティンの使い方に関するQ&A

最後に、メスティンの使い方に関するQ&Aに回答します。

  • いくらで買える?
  • おすすめのメスティンは?
  • どうやって火にかければいい?

一般的なメスティンなら3,000円あれば調達可能。豊富な種類の中から、自分の好きなタイプを選びましょう。

おすすめは筆者が使用しているMiliCamp製のメスティン五徳、革の持ち手、パンスタンドがセットになって2,000円前後で手に入れられます。

メスティンを加熱する方法は、ガスバーナーと固形燃料の2通り。普段からキャンプをよくする人はガスバーナー、初めての人は固形燃料がおすすめです。

いくらで買える?

メスティンはだいたい1,500円〜3,000円ほどで購入できます。Amazon楽天、アウトドアショップ、スポーツショップ、100均など、様々なところで販売されています。

最近は様々なメーカーが販売しており、付属品が付いた種類やアルマイト加工済みのものなど、種類も豊富です。高いもので4,000円ほどする場合も。一般的なメスティン単体なら2,000円前後で手に入るでしょう。

おすすめのメスティンは?

おすすめのメスティンは、筆者が使用しているMiliCamp製のメスティンです。私は着火台やパンスタンドなどがセットのタイプを購入しました。付属品はほとんど使っていませんが、全てセットで2,000円しかかからずお得感があっておすすめです。

どのメスティンでもいいと思いますが、中には粗悪品もあるかもしれません。心配な人はトランギアやキャプテンスタッグなどの有名なブランドで選べば間違いないでしょう

どうやって火にかければいい?

本記事で紹介したように、ガスバーナーの上に五徳をしいて加熱するのが簡単です。普段使っているガスバーナーで十分加熱できます。

「メスティンの調理だけしたい」という人は固形燃料を使うのがよいでしょう。固形燃料なら一回で使い切ることができるので、ガスに比べて無駄な費用がかかりません。

どちらの方法も簡単ですが、加熱する際は目を離さないようにしましょう。

メスティンでアウトドアを楽しもう

最近のキャンプブームに乗っかって、一般層にまで広く知れ渡ったメスティン。キャンプでなくても、ちょっとしたハイキングや散歩、ツーリングなどでも大活躍します。

「外でちょっとした料理をしてみたい」という人におすすめ。コンパクトで持ち運びも簡単なため、ストレスなく美味しい料理を楽しめるでしょう。

メスティンでアウトドアをもっと楽しみましょう!

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