【キャンプ初心者向け】アルコールストーブの正しい使い方

アルコールストーブの安全な使い方 アウトドアギア
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キャンパーに大人気のアルコールストーブ。私もストームクッカーを使う際の火力として7年以上使用しています。

アルコールストーブはキャンプ初心者にも人気ですが、経験が少ないために間違った使い方をする人もちらほら見られます。

この記事では、キャンプ初心者に向けてアルコールストーブの危険性と正しい使い方を解説します。この記事を読んで安全に楽しくアルコールストーブを使用しましょう。

アルコールストーブとは

アルコールストーブ

アルコールストーブは、アルコールを燃料とした携帯用ストーブです。とてもコンパクトですが炎を効率よく燃焼させる構造になっていて、火力は十分にあります。

携帯性や見た目の渋さ、炎の美しさなどから多くのキャンパーに愛されています。

アルコール燃料の危険性

アルコールストーブを安全に使うために、まずはアルコール燃料の危険性を説明します。

  • 毒性がある
  • 一酸化炭素が発生する
  • 炎が見えにくい

それぞれ見ていきましょう。

毒性がある

アルコール燃料は毒性があります。アルコール燃料はメタノールが主成分で、十分な換気が行われていないとメタノール中毒になってしまいます。

特に、テントの中や車内で使用すると簡単に中毒症状を引き起こす危険性も。YouTubeを見ていると危険な使い方をしている人が意外と多いです。

不完全燃焼で一酸化炭素が発生する

アルコール燃料はガス燃料に比べて一酸化炭素は発生しにくいと言われています。しかし、不完全燃焼が起きると少なからず一酸化炭素が発生します。一酸化炭素は無味・無臭なので気づかないうちに一酸化炭素中毒にあることも。

炎が見えにくい

アルコール燃料を使った炎は見えにくいです。アルコールストーブを使ってみるとわかりますが、着火した直後は火が付いているのかよく見えません。うかつに手を近づけると火傷する可能性があります。

アルコールストーブの安全な使い方

アルコール燃料の危険性がわかったところで、安全な使い方を見ていきましょう。

  • アルコール燃料をしっかり入れる
  • 手袋をする
  • 風通しのよい場所で使う
  • 専用の容器に入れて保管する

変な使い方をしなければ基本的には安全ですが、自己流の使い方をすると危険です。注意しましょう。

アルコール燃料をしっかり入れる

アルコールストーブを使う際はアルコール燃料をしっかり入れてください。もったいないからといって少量しか入れないと爆発のような現象を起こす可能性があります。

手袋をする

燃料用アルコールは揮発性が高いので簡単に引火します。そのため、使用する際は手袋を着用して手を保護しましょう。特にアルコールストーブは炎が勢いよく燃え上がるため、耐熱用の手袋をおすすめします。

風通しのよい場所で使う

燃料用アルコールはメタノールが主成分で人体に有毒です。風通しの悪い場所で使うと中毒症状を起こす可能性があるので、屋外など風通しのよい場所で使いましょう。

私も家で使うことがあるのですが、その際は十分に換気しています。

専用の容器に入れて保管する

アルコール燃料は専用の容器に入れて保管しましょう。購入した際の容器で保管してもいいですが、アルコール燃料用の容器の方がより安全です。

アルコールストーブは安全に使おう

アルコールストーブの危険性と安全な使い方を紹介しました。アルコールストーブはキャンパーの間ではとても人気のギアです。しかし、使い方を間違えている人や自己流に走って危険な使い方をしている人も見られます。

誤った使い方で嫌な思いをしなくてもいいように、安全に使いましょう。

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